【創業支援コラム】20180730 マーケット調査の重要性について | 高槻・茨木創業サポートオフィス

【創業支援コラム】20180730 マーケット調査の重要性について

 

 

 

From廣岡慎一

上新庄の自宅より

 

平成30年年初に、家族と目標を立てたことが2つあります。

 

その一つがキャンプにいくこと

 

我が家の長男:柊真は昆虫が好きなため、キャンプ場だと、夜に外へ出て、夜行性の昆虫を見つけることができるから、キャンプに行きたいと考えました。

 

7/21、22に柊真が通っている学童保育で関西サイクルスポーツセンターへキャンプにいく予定があり、家族で参加するつもりであったのですが、地震等の影響により中止になりました。。。

 

中止になったので、別のキャンプ場を探してみると、

 

 

すごく人気でどこも予約で一杯。。。(7月上旬に7月21、22日のキャンプ場を探すのは無茶かも)

 

そんな中、

 

妻「空いている場所あったで」

 

私「どこなん?」

 

妻「兵庫県養父市石ヶ堂」

 

私「どこやねん!?」

 

と、つっこみを入れたくなる場所です(地元の方がいれば申し訳ございません)。

 

 

あとの段取りは妻に任せて、私がキャンプのことを考えだしたのが前日。

 

 

柊真と話をする中で、

 

柊真がカブクワ(カブトムシ、クワガタの略称)を捕まえたい

 

と、いつものご要望に、プラス、今回は「バナナトラップ」で捕まえてみたいとのこと。

 

そして、当日朝に、「バナナトラップ」なるものをネットで検索し、作り方を確認すると、

 

「バナナを焼酎に漬け込んで発酵させることで、樹液のような臭気を出して昆虫を集める」

 

ものらしい。

 

「焼酎が必要なのでコンビニに買いに行ってくるわ」と目の前のローソンへ。

 

焼酎を手に取った瞬間、、、

 

冷静に、今の自分の行為を認識しました。

 

「朝6時頃、寝ぼけ眼で、カップの焼酎を買うおっさん」=「中毒者」

 

毎日のように通うローソン。

 

レジにはいつもの店員。

 

「どんな感じに思われるだろう?」

 

という恥ずかしさを乗り越えて、焼酎を買って帰りました。

 

 

そして、バナナを焼酎に漬けこみ出発。

 

兵庫県養父市に初上陸しました。

 

早速、柊真と樹液が出る木を探そうと山へ探索に出かけました。

※樹液がでる木=カブクワが集まる木

 

 

私が独立開業してから約4年間、高槻の摂津峡をはじめ、北摂のカブクワがいるポイントをめぐってきた経験があるため、今回も採集に自信がありました。

 

そして、森を1時間歩いた結果、、、(もちろん、この暑さの中)

 

「樹液が出ている木が一本もない・・・」

 

山からの帰り道、何でだろうと思いをめぐらしました。

 

 

今までは、樹液が出る木があるという情報(エリア情報:〇〇公園など)をベースに、そこにいき、歩いて正確なポイントを探っていました。

 

今回は、単純にキャンプ場に近い森をただ歩いただけ。

 

つまり、樹液が出る木があるという情報があることを事前に確認せずに、ポイントを探しに行ってしまいました。

 

山から帰ってきて、キャンプ場の管理者の方に、樹液が出る木がないかを聞いてみると、

 

「そんな木は見かけへんわ」

 

 

やっぱり。。。

 

この近辺にはカブクワが集まる場所がない可能性が高い。

 

でも、難しい可能性を感じつつ、色々な思いを乗り越えて作った「バナナトラップ」を仕掛けてみました。

 

 

 

翌朝、柊真が5時に起き、「仕掛けを見に行こう」とのこと。

 

そして結果は。。。

 

 

成果ゼロ

 

予想通り。

 

 

どんなビジネスでも、「マーケット(消費者ニーズ)」がないと成り立たないです。

 

どんな魚でも釣ることができる釣り人がいても、魚がいなければ魚は釣れないです。

 

 

だから、本格的にビジネスをする際(新規商品、新規事業も同様)には、マーケットがあるかを事前に調査する必要があります。

 

調査が難しい場合は、小さくテスト(行動)して、マーケットがあるかを確認する必要があります。

 

そんなマーケット調査の大事さを実感した一日でした。。。

 

 

PS.もう1つの年初の目標は、タガメ(昆虫)を取りに行くことです。

現在、計画中のため、実行した後に、あなたにお伝えする予定です。

 

 

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