【創業支援コラム】20170823 ~かき氷屋のエリア戦略~ | 高槻 創業サポートオフィス

【創業支援コラム】20170823 ~かき氷屋のエリア戦略~

FROM廣岡慎一

 

上新庄の自宅より

 

先週末までお盆休みの人が多かったのではないでしょうか。

 

私は毎年お盆休み中、両親が住んでいる淡路島に帰省します。

 

今回、帰省中に、子供向けプールがあるということと、カブクワ(カブトムシとクワガタ)の森というイベントをやっている徳島県のあすたむらんど徳島に行ってきました。

 

徳島県北部の小高い山の上にある施設なので、お盆休みでもほとんど人がきていないのではと思いきや、子連れ家族があふれかえっていました。

 

カブクワの森=自然の中に、人工的なクヌギの木を置いて、ビニールハウス一つ分くらいのスペースで囲って、カブトムシやクワガタがいるイメージをもって行ってみると、

 

実際は、、、

 

施設のエアコンがガンガン効いたフロアの一角の、ピカピカの床の上に、3×3mのネットで囲っている森?でした。

 

でも、子ども達はすし詰めになった状態でも、すごく喜んで遊んでいました。

 

そんなこんなで、暑いから、かき氷を買いに行くと、たくさんのお客さんが並んでいます。

 

かき氷を買うために並んでいるとき、ふと考えました。

 

「かき氷300円が何でこんなに売れるのだろう?」

 

「商品」という観点で考えれば、差別化要因がない商品であり、どこにでもあるものです。

 

「顧客ターゲット」は、かき氷が好きな子どもがいる家族なので、一般的な顧客ターゲットです。

 

「エリア」はどうか?

 

エリアを考えるポイントとして、①一定数の市場(ニーズ)があること②強い競合が少ないことの2点です。

 

この施設の中には、競合の自販機、コンビニやスーパーがなく、かつ、園内の飲食店も数店舗だけ。

 

数点の飲食店も、店と店の感覚は数百メートル空いているため、市場が分割されて、実質の競合はいない状態。

 

つまり、一定のニーズがあり、競合が少ないということ。

 

このかき氷屋さんの成功要因は、この施設の中に出店出来たことが一番の成功用意(「エリア戦略」)。

 

ビジネスでよくある間違いが、「商品をよくすればお客さんが来る」、「商品を差別化することでお客さんがくる」という考え方です。

 

でも、本当のところは「商品を良くする、差別化する」ことでお客さんがくることは相当難しいです。

 

そんな商品開発はなかなか出来ないし、仮に商品開発できたところでマネされると思います。

 

一定程度の市場があるエリアで、競合が少ないエリアを選定することができれば、普通の商品でも売れて利益を出すことができます。

 

エリア戦略のイメージは、

 

東京、大阪<地方の県庁所在地

 

地方の県庁所在地<地方の都市

 

東京、大阪の都市部であれば、県境や都市部の中の僻地がいいです。

 

※一定程度の市場があるかどうかは、テストしてみるしかないです。

 

エリア戦略が優れているだけでビジネスは成り立ちます。

 

それほど大事なエリア戦略について、あなたのビジネスでも一度考えてみてはいかがでしょうか。

 

PS.かき氷屋の唯一の弱点は、「夏」だけしか売れないということ。

でも、車で販売していたので、冬は別の場所で、別のもの(一般的なもの)を売ってビジネスを成り立たせているのだろうなと思いました。

 

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