2021.02.22
【創業融資事例】建設業(+借入金の考え方)
創業融資事例
業種
建設業
商品・サービスの提供能力
これまで十数年間、個人事業として事業を運営してきている
得意先
大手ゼネコンの下請けを個人事業時代から十数年間続けてきた
必要資金
400万円
融資結果
民間の金融機関から400万円の融資獲得
ポイント
当社は個人事業を十数年間、金融機関からの借入金なしに営んできた。
でも、経営者はその間も「お金がなくなって事業継続が困難になるかもしれない」という不安を抱えていました。
今回、法人成りのタイミングで当社から借入金の考え方をお伝えして、金融機関から借入をすることになりました。
【お伝えした内容】
●金融機関は会社の業績が良いときはお金を貸してくれる
(≒業績がいいため、借入金を返済できると考えるため)
●一方、金融機関は会社の業績が悪いときにはお金を貸してくれない
(≒業績が悪いので、借入金を返済することができないと考えるため)
●だから、お金の不安があるのであれば、業績が良いタイミングで借りるのがいい(当社は法人成りする直前の個人事業の業績が良かった)
●ただし、目先のお金に困っていなくて、不安を解消するための借入金であれば、その借入金は事業で使っている預金口座とは別の預金口座を作って手を付けない方がいい
(事業で使っている預金口座に入れると、お金があると思って無駄に使ってしまう可能性があるため)
●そうすれば、仮に業績が悪くなったり、一時的に資金が必要になっても金融機関に頼らずに、資金の手当てができる → その状態が安心感につながる
●利息は保険代と考えて支払う(もったいないと思わない)
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