2019.10.11
組織・人材採用について
経営
今回は、組織・人材採用についてお伝えします。
起業してしばらくは、組織を意識することがないと思います。
なぜなら、創業者という「生産キャパ」が埋まっていないので、組織の必要性を感じることないからです。
だから、「売上をどうやってあげようか」という意識がほとんどだと思います。
ただし、そのステージを超えると、「生産の仕事」が手一杯になっていきます。
そうなると、次の事業展開を考える等の「中長期的なこと」を考えることができなくなっていきます。
そこで、ようやく、業務の肩代わりとして、人を採用したいという気持ちになることが多いと思います。
人材採用では、スキル・経験で採用することが多いと思いますが、それだけで採用すると、後々苦労することが多いです。
なぜなら、成果=人格+スキル・経験であるため、スキル・経験があっても人格が不十分であれば、成果がでないです。
例えば、営業はすごくできるけど、社内で仲良くできない、とか。
経験・スキルはあるが、成長志向がないため、積極的に自分の経験外の仕事をしようとしない、とか。
リーダーになってほしいが、全くその気がない、とか。
など経験・スキル以外も仕事では重要になってきます。
よって、大事なことは(理想的に言えば)、
将来的な組織はどのような組織にしたいかを明確にし、そのために、スキル・経験はこんな人、そして、仕事面での人格はこんな人、という風に、人物像を具体的にすることが必要になってきます