2020.05.17
魅力的な事業計画の作り方
創業のための基礎知識
我が家の日曜日の夜はTV漬けです(子ども達により)。。。
◆1900・・・読売テレビの「ザ!鉄腕ダッシュ!!」
◆1930・・・NHKの「ダーウィンが来た!」
◆2000・・・読売テレビに戻って「世界の果てまでイッテQ」
先日、鉄腕ダッシュを見ていました。
内容としては、
・とある無人島に行き、島にあるものを使って何かをする企画
・今回は、浜辺から見える岩礁で魚を釣りたい
・でも、浜辺から岩礁まで数十メートルある
・その問題解決として、TOKIOが桟橋を作った
・その桟橋を歩いて、岩礁にたどり着き魚釣りを実施
・カワハギを釣って刺身にして食べた
という内容。
文字にすると、面白さが消えてしまうのですが、TV番組は面白いです。
なぜ面白いかを考えてみました。
・この番組の企画は大体「〇〇をやってみたい」という願望からスタートします(岩礁で魚を釣ってみたい等)
・その願望は、子どもの頃に、誰もが考えたことがあるようなシンプルな願望であり、多くの人が共感できる願望です。
・その願望実現のための方法を、使うモノなどの制約条件(島にあるものだけ等)がある中で、具体的にどうやってつくっていくかを、TOKIOのメンバーが考えたり、専門家を呼んでサポートを受けながら決める
・そして、その方法をやってみて、時には失敗をしながら、修正して願望を実現していく
みんなが一度は考えたことがあるようなシンプルな願望実現のプロセス自体を番組として放送しているため、見ている方も一緒に体験している感じがして面白いんだろうな、と考えます。
この一連の流れは、ビジネスにおける「事業計画作成・実行」と似ています。
事業計画を作成するときに、まずはビジョン(数年後になりたい状態→〇〇をやってみたい、〇〇な状態になりたい)を考えていきます。
いきなり数値を考えるのではなく、「どんな状態になりたいか」を考え、その状態を達成したときをイメージして、「幸せ」を感じるかがポイントです。
そして、その状態になるには、数値はどのような数値になっている必要があるかを考えます。
売上や利益以外の数値目標を入れてもいいです。
そして、「数年後のなりたい状態」実現のためには、1年後、2年後どんな状態になっている必要があるかを考えます。
そして、各年度の状態を実現するためには、「どうすればいいか」を考えます。
「どうすればいいか」が決まると、具体的な行動の計画を作ります。
これら一連の内容をまとめたものが事業計画です。
「ザ!鉄腕ダッシュ!!」みたいな、ワクワクするような「事業計画」を作り続けていきたいものです。