創業ガイド

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高槻・茨木の創業から事業経営までをサポート

2020.04.06

判断力の磨き方

経営

当社顧問の山本さんによる社内勉強会を実施しました。

 

今回のテーマは「リーダーとしての考え方」。

 

なかなか難しいテーマです。。。

 

Amazonで「リーダー」と検索すると、検索結果が60,000以上、出ました。

それくらい、多種多様なリーダーの捉え方があるのと同時に、ビジネスにおいて「大事なテーマ」であることが分かります。

 

私が勉強会で気になった点をピックアップします。

 

◆事業の発展はそのリーダーの資質によって決まる

 

使い古された言葉ですが、本当にその通りだと思っています。

どれだけ良い従業員・外部協力者に恵まれようと、会社のいろいろな物事は社長が判断をするため、社長の判断力が事業発展にそのまま直結します。

 

 

「どうやったら、判断力を高めることができるんだろう?」

 

という疑問が湧き、勉強会の中で、その答えの一部として2つの方法が心に留まりました。

 

 

①日々の仕事をド真剣に考えて取り組む

物事の判断力を磨くためには、毎日、ド真剣に仕事をする。必要なとき、重要な「とき」だけ正しい判断をするということは出来ないから、日々の仕事の中で、常に物事の判断力を磨いていく必要があるとのこと。

 

確かに、その通り。。。

 

更に、私が実践していて、効果があると思う方法をオススメすると、

 

・朝早く起きて日誌を書くこと

 

です。

 

私は数年前に、仕事(作業)が忙しく、自社の経営のことを考える時間を持つことができなかった時期がありました。

 

その時、なんとか時間を作ろうと思い、朝早く(4時頃)起きることを始めました。

 

それと同時に、日誌を書きはじめました。

 

日誌に何を書くかと言うと、「昨日の振り返り」を書きます。

 

・上手くいったことは何か?なぜ上手くいったか?今後どうすればいいか?

・上手くいかなかったことは何か?原因は何か?今後どうすればいいか?

・新たな気づき、学んだこと等

 

などを振り返ります。

 

数年間やり続けて、仕事(人間洞察を含む)における考え方、思考力、判断力などが深まったと「自分では」感じていますので、オススメします。

 

 

②リーダーは月末締めで出てくる結果(損益など)を見て経営するのではなく、毎日のオペレーションの中で利益を作っていく実感を持っていなければならない

 

これは、利益を「仕事をした結果として出るもの」ではなく「毎日のオペレーション(作業)の中でつくるもの」という捉え方です。

 

イメージが湧きにくいと思いますので、ざっくりとしたイメージをお伝えします。

 

毎日のオペレーションで利益を作るためには、そのオペレーション(作業)をどのようにすれば利益が出るかという「指標」が必要となります。

 

業種業態によって「指標」は異なりますが、「時間」という概念を取り入れると分かりやすいことが多いです。

 

具体的には、

・1か月の固定費+1か月で出したい利益を算出

・1か月の総労働時間を算出

・固定費+利益を総労働時間で割ると、時間当たり固定費(利益を含む)が出ます

・そうすると、時間当たりに稼がないといけない粗利がでます

・時間当たり粗利を平均粗利率で割り戻すと、時間当たり売上が出ます

 

よって日々の仕事をする際に、

・Aという仕事は、いくらの売上があるかを把握

・この売上を、作業する「時間」に換算する(A売上/時間あたり売上)

(例えば、売上が5万円で、時間当たり売上が1万円の場合、作業時間は5時間)

・出したい利益を出すためには、5時間でやれば利益がでると考えて作業する

・時間目標ができると、目の前にある仕事(作業)で「利益をつくる」という感覚が持てます

 

 

この「目の前にある仕事(作業)で利益をつくること」と「日誌で毎日を振り返ること」を組み合わせて、毎日、目標時間通りに仕事ができたかの振り返りをすることも、思考力・判断力が磨かれる機会と考えます。

 

経営者は、大きな目標設定も当然に大事ですが、日々のオペレーションで利益を出していくという感覚をもって経営する必要があります。

 

 

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