2021.10.14
キャバクラ、ラウンジで創業する場合に融資を受けることができる?
創業融資
ラウンジやキャバクラを創業しようとすると、店舗賃借、内装工事、設備、備品、運転資金などに多額のお金が必要となります。
その多額の創業資金を金融機関から融資を受けることが可能かどうかという相談が当事務所に寄せられます。
結論からお伝えすると、ラウンジ、キャバクラは
1.民間の金融金融機関から融資を受けることができない
2.日本政策金融公庫も原則、融資を受けることが難しいが、どのような形態で事業をするかを電話相談してみるのがいい(もしかすると、融資の可能性があるかもしれないため)
1.民間の金融金融機関から融資を受けることができない
なぜ、民間の金融機関から融資を受けることができないかというと、民間の金融機関から融資を受ける場合には、信用保証協会の保証を受けて融資を受けることが大半です。
その信用保証協会の融資対象外業種に以下5,6の記載があり、キャバクラ、ラウンジは対象外となっています。
※【参考】大阪信用保証協会
https://www.cgc-osaka.jp/guide/confirm/
保証協会の保証がない、民間の金融機関独自の融資も対象業種から外れていることがほとんどです。
※スナック、バーも同様
2.日本政策金融公庫も原則、融資を受けることが難しいが、どのような形態で事業をするかを電話相談してみるのがいい
ラウンジ、キャバクラは民間の金融機関では融資ができないのですが、日本政策金融公庫も原則、融資は難しいです(下記、社交業参照)。
※【参考】日本政策金融公庫
https://www.jfc.go.jp/n/faq/pdf/yusi_m.pdf
ただし、保証協会の対象業種と異なるのが、「スナック、バーその他これに類するもの」が対象業種に入っているため、対象となる幅が広いです。
ラウンジ、キャバクラでもどのような形態で事業を行うかにより融資対象になる可能性もあるかもしれません。
よって、事前に日本政策金融公庫の事業資金相談ダイヤルに電話相談することをオススメします。
※日本政策金融公庫の事業資金相談ダイヤル
https://www.jfc.go.jp/n/inquiry/
★創業資金をどうやって準備すればいいか?
キャバクラ、ラウンジでの創業は、民間の金融機関、日本政策金融公庫からの融資が難しいです。
よって、創業資金の準備方法は以下の方法が考えられるため、創業前から入念な準備が必要となります。
・自己資金をためる
・友人、知人、親戚等から借りる 等