創業ガイド

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2022.08.10

【創業融資事例】副業の物販業(実際の数値計画概要を記載)

創業融資事例

昨今、副業で物販を始める方が増えています。

最初は手持ちのお金やクレジットカードの利用枠で事業を始めて、取扱商品が売れることが確認できれば、取扱量を大きくしていくために、金融機関からの融資を検討する人が多いと思います。

そのとき、

「副業でも創業融資を受けることができるのかな?」

と疑問に思う人がいると思います。

日本政策金融公庫は、「お小遣い稼ぎ程度の事業規模だと創業融資は難しい」というスタンスです。

でも、「お小遣い程度」とはどれくらいかが分からない。。。

今回、副業で創業融資を受けることができた事例を共有しますので参考にしていただければ幸いです。

 

業種

 

副業での物販業

 

商品・サービスの提供能力

 

物販のコンサルを受けて知識習得

 

得意先

 

特定メーカーから仕入れをしてAmazonで販売

 

必要資金

 

500万円(仕入資金)

 

融資結果

 

日本政策金融公庫から500万円の融資獲得

 

ポイント

 

1.事業計画の概要

※数値をわかりやすく丸めています。

 

売上高・・・1期目1,200万円、2期目3,000万円、3期目5,000万円

粗利益・・・1期目120万円、2期目300万円、3期目500万円

経常利益・・・1期目▲50万円、2期目100万円、3期目300万円

 

★この数値を事業計画書に記載すれば融資が受けられるということではないです。

融資を受ける人がどのような経歴か、現在の給料がどれくらいかなども融資に大きく影響します。

 

上記数値を見ていただくと、「お小遣い程度」ではないことが分かると思います。

個人的には、経常利益で年間100万円以上の事業規模が必要だと考えています。

 

2.今回の創業融資のポイント

今回は半年間、自分のお金で仕入れをして、融資直近月は売上高約100万円の実績がありました。

この実績があるため、数値計画の蓋然性が高いと判断された可能性があります。

 

上記は副業の物販業での創業融資の一例ですが、同じような状況にいる方は参考にしていただければ幸いです。

もし、自分の場合は創業融資を受けることができるかという不安があれば、当事務所では無料相談を実施しておりますので、お気軽にご利用ください。

 

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