2020.01.24
フロントエンド商品とバックエンド商品
経営
商品・サービスを「フロントエンド商品」と「バックエンド商品」に分けて考えると事業拡大を図りやすいです。
商品・サービスを考えるときには、フロントエンド商品(目的は集客すること)とバックエンド商品(目的は利益を上げること)を分けて考える必要があります。
お客様の立場から考えると、初めて買う商品・サービスは、「本当に自分の求めているものだろうか」と疑心暗鬼になっています(あなたも経験があると思います)。
だから、商品・サービスを味わってもらうために、購入するハードルを低くした商品を提供します。
そんな商品がフロントエンド商品です。
淡路島にあるニジゲンノモリ(テーマパーク)に行ったときに入園料が無料でした。
入園料を無料にして、集客の最大化を図っています。
無料で入園してもらい、施設の楽しさをあじわってもらう(有料のアトラクションを利用しなくても)。
そして、バックエンド商品は、お客様のニーズに合わせて、有料アトラクション、飲食、お土産という商品を揃えています。
※有料アトラクション料金表(一部抜粋)
・チャレンジ!アクション仮面飛行隊! 2,000円
・アッパレ!戦国大冒険!1,800円~3,300円
→結構な、、、です。
これまでのアトラクション施設の料金体系は、入園料+施設利用料のダブル収入が多いと思います。
でも、それだと「入園料が高いから行かない」というお客様を逃していることになります。
つまり、集客の最大化を図れていないです。
集客をして、施設の楽しさを味わってもらえれば、バックエンド商品(有料アトラクション、お土産、食事)を買ってもらえる可能性が出てきます。
ニジゲンノモリの集客方法は、いろいろな業種で取り入れることができます。
是非、あなたも自分の事業でどのように応用できるか考えてみてください。