創業ガイド

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2022.03.17

アフィリエイトを専業としている人は金融機関からの借入が必要?

創業のための基礎知識

YouTube、WEBサイトで副業について検索すると、必ず目にするのがアフィリエイトです。

副業でアフィリエイトを始めて、少しづつ売上が増加し、月数十万円になり、月100万円を超えるようになると、独立して専業でアフィリエイトをする方もいます。

専業でアフィリエイトする方については、経費は自分の生活費のみで仕入などがないので、金融機関からの借入が必要ないと思われている方も多いですが、当事務所では顧問先に借入をすすめています。

その理由を説明します。

 

1.アフィリエイト収入が急に減少するリスク

 

①Googleなどのルール変更に伴い、検索順位がいきなり落ちるケース

・ニッチな分野で検索順位が一位となり、アフィリエイト収入を稼いでいても、いきなりGoogleなどのアルゴリズム変更に伴い、検索順位が落ちる可能性があります(長くアフィリエイトをしている方は何回か経験済だと思います)。

 

②収益化できているサイトの広告主がアフィリエイト広告をやめるケース

・広告主が置かれている経営状況や広告媒体の多様化などを踏まえ、広告主がアフィリエイト広告をやめる可能性があります(これも長くアフィリエイトをしている方は何回も経験済だと思います)。

 

③収益化しているサイトに対して、強い競合が現れて検索順位が落ちるケース

 

2.なぜ金融機関からの借入金が必要か?

上記要因で、アフィリエイト収入が急に減少した場合に、新たなブログなどを作成し、収益化して生活費を賄うようになるまで一定の時間が必要となります。

その間の生活費を金融機関の借入金で賄うのがいいと考えます。

生活費が賄えない期間にバイトで生活費を賄うと、バイトに充てる時間が増加して、逆に事業に充てる時間が少なくなり、収益化するまでの期間が長期化する可能性があります。

 

3.いつ金融機関から借入をすればいいか?

アフィリエイト収入で生活費を賄えなくなってから借入をすればいいと考えている方もいると思います。

でも、資金繰りがしんどくなった事業者に対して、金融機関は融資をしない可能性があります。

※貸したお金が返ってこないと判断する可能性があるため。。

であれば、アフィリエイト収入で生活費を賄うことができ、かつ、利益が出ているときに融資を受けるのがいいです。

※利益が出ているから、金融機関は貸したお金が返ってくると判断して融資が受けやすくなります。

もし、融資を受けることができて、その後も順調にアフィリエイト収入が入ってきた場合、融資を受けた分だけお金が増えて、利息を払うのがもったいないと思われる方もいるかもしれません。

その場合、利息は将来のリスクを回避する保険料と考えればいいです。

借入で増えたお金は、いつも使っている口座とは別の口座で管理して使わないようにします。

そうすれば、アフィリエイト収入が急に減少したときでも、生活費を自分の口座から引き出すことができて、新たな収益化に向けて全力で取り組むことができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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