2022.04.17
【創業融資事例】美容室
創業融資事例
業種
美容室
商品・サービスの提供能力
十数年間、美容師として働いてきた経験あり
得意先
・創業地域における人脈無し
・創業前に勤務していた美容室の顧客は引き継げない状況
必要資金
1,300万円
(設備資金800万円、運転資金500万円)
融資結果
必要資金が多額であったため、日本政策金融公庫から700万円、民間金融機関から700万円の融資獲得
ポイント
美容室の創業が上手くいくポイントは、「狙っているターゲットをいかに早期に集客できるか」によります。
よって、事業計画も「集客できること」を証明することが重要となります。
今回、創業前の美容室の顧客リストをもって出れなかったのですが、創業者が過去に集客した経験があり、その経験を元にして集客数を計画。
・月次客数計画=前月末顧客数+当月新規客数△当月離脱客数
上記客数計画を元に、下記算式により月次売上計画を作成しました。
・月次売上計画=客数×利用頻度(回数/月)×客単価(/回)
また、生産キャパ(1人がどれだけの客数を対応できるか)を以下の算式で算出して、人員増加計画も作成。
・月次生産キャパ=鏡面(席数)×1時間当たり稼働率×営業時間/日×営業日数/月
上記内容を中心に、事業計画書を丁寧に作成することが満額融資獲得につながりました。
★美容室の創業が上手くいくポイントは、「狙っているターゲットをいかに早期に集客できるか」によるとお伝えしましたが、そのために最も大事なことは
・出店地域においてターゲットからNo.1のお店と認識してもらうポジションをとることです。
※ターゲット・・・どのような悩みや欲求をもっている方か?
※商品・サービス・・・ターゲットの悩みに対してどのような商品・サービスを提供して悩みや欲求を解決するか
仮に、ターゲットの悩みや欲求を100%満足させる商品・サービスを持っていても、競合も同じ商品・サービスを持っていれば、当社がNo.1のお店と認識されないです。
よって、出店地域にどのような競合がいて、何をやっているかをきっちりと調べる必要があります。
競合を調べたうえで、出店地域において当社がNo.1になれるターゲット×商品・サービスを選択できれば事業が上手くいく確率があがります。
仮に、出店地域でNo.1になれないと考えれば、出店地域を変更する必要があります(競合がいない地域もあるため)。
※出店地域は、決して「自分が住んでいるところに近いから」「なじみがあるから」などで選んではいけません。。。
もし、美容室の創業で不安や悩みがあれば当事務所の無料相談を受けていただければと思います。
あなたの不安や悩みの解消にお役に立てるかもしれません。
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