2022.09.18
【創業融資事例】民間学童保育
創業融資事例
業種
民間学童保育(英語教室を付加)
商品・サービスの提供能力
保育士としての勤務経験はあるが、学童保育の経験はなし
得意先
創業地域における人脈なし
必要資金
1,500万円
(運転資金500万円、設備資金1,000万円)
融資結果
必要資金が多額であったため、日本政策金融公庫から1,000万円、民間金融機関から500万円の融資獲得
ポイント
創業融資は創業する事業の経験の有無が重視されます。
事業経験の有無は、事業の成功確率にも大きく関わってきます(経験がないと創業が上手くいかない確率UP)。
今回は未経験での創業であったため、事前に事業計画書をしっかりと作り込んだことが融資獲得のポイントでした。
以下、事業計画書に織り込んだ内容の一部抜粋です。
1.商圏調査
・目的:創業者が出店を考えている地域の市場はどれくらいあるかを検証
・内容:出店エリアの年齢別人口構成、世帯所得、小学校の学年別児童数把握、公営学童の状況把握により市場があることを確認
2.競合調査
・目的:創業者が出店を考えている地域の競合はどこに、どんな事業者が、何社あるかを把握し、当社が勝てる可能性があるかを検証
・内容:プリスクール、民間学童、英会話教室等の競合を把握し、当社出店エリアでは競合がいないことを確認
3.販促計画
・前提:学童保育の受注時期は、原則、新1年生入学・学年が変わる前の3月の年1回のみ。
・目的:年1回の受注時期に、受注を最大化させるための行動計画を精緻に作成
・内容:HP・チラシ制作、毎月の定期的なイベント計画、入学前検診時の販促、保育園・幼稚園への販促など
創業する事業経験がない場合は、創業融資を受けるため+事業を軌道に乗せるために、事前に事業計画をしっかりと作ることがオススメです。
もし、創業する事業の経験がないことで、不安や悩みがあれば当事務所の無料相談を受けていただければと思います。
あなたの不安や悩みの解消にお役に立てるかもしれません。