創業ガイド

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2021.05.11

知人・友人と一緒に創業するとき、金融機関は知人・友人が持っているお金を自己資金として認めてくれる?

創業融資

創業時は株主一人、役員は代表者一人という形がほとんどです。

でも、以下の要件を満たしている場合に、

1.知人・友人と一緒に創業

2.金融機関からの融資を必要としている

3.創業者の自己資金が少ない場合

 

「金融機関は知人・友人が持っているお金を自己資金として認めてくれるか」

というご質問を受けることがあります。

 

以下の3つのパターンでお伝えします。

 

1.知人・友人が株主になる場合

 

知人・友人が株主になる場合は、知人・友人のお金は自己資金とみなされます(会社にお金を入れて事業に使う=自己資金)。

 

2.知人・友人が株主ではない+平取締役(代表取締役ではない)or従業員の場合

この場合、平取締役や従業員は会社の責任を負っていないため

知人・友人のお金は自己資金とみなされないです。

 

3.知人・友人が株主ではない+代表取締役(創業者との2人代表)

この場合は、代表取締役になるということは会社の責任を負う立場のため

知人・友人のお金は自己資金とみなされます。

 

留意点

 

知人・友人と一緒に創業することは素晴らしいことです。

でも、だからといって必ず株主になってもらう必要はないと考えます。

株主は会社の①経営権②財産権を持っているため、本当に責任を持っている人が株主になった方がよく、当初は創業者一人で株主になる方が後々揉め事を起こさなくても済むと思います。

知人・友人がどんな形でもいいから会社にお金を出したいというのであれば、会社が知人・友人からお金を借りる形をとればいいです。

誰が株主になるかは非常に大事なため、慎重に決定する必要があります。

 

 

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