【創業支援コラム】20190705 人との出会い | 高槻・茨木創業サポートオフィス

【創業支援コラム】20190705 人との出会い

From廣岡慎一

静岡駅前のホテルより

毎月1回社内勉強会を実施しています。

講師は当社顧問の山本さん(京セラ出身の73歳?)です。

山本さんの勉強会を続ける理由は、、、

私が10年以上前のサラリーマン時代のこと。

28歳、税理士事務所勤務時に、しんどい会社を良くする力をつけたいと思い、一念発起してコンサル会社に転職。

税理士事務所の仕事は、会計・税務の知識をベースに、正しい決算書・申告書を作成するこが求められていました(当然、今でもです)。

分からないことの答えは法律の中にあり、法律を調べて、正しく税金計算することが重要。

つまり、自分で物事を考えるという習慣がありませんでした。

一方、コンサル会社の仕事はクライアントの経営課題に対して、何か法律を読めば解決することがゼロ%の世界。。。

そんな状態で転職したため、入社1年半は全く結果を出せず、当時の専務からダメ社員の烙印を頂きました。。。

※全社員約500人が見ているTV会議で、「大阪支店で成長していないメンバーは、A君、B君、C君、D君、廣岡君」と言っていたのを鮮明に覚えています。

当時どうすればいいかわからず、税理士事務所時代の習慣(悪習慣?)から手当たり次第、本を読んで勉強しましたが、、、結果を出せない。

すごく悔しかったけれども、どうすればいいかわからず、「自分は能力がないから結果を出せないのでは・・・」と思うようになり、転職をよく考えていました(転職会社に登録に行っていました)。

そんなとき、東京本社で部長をしていた山本さんが大阪支店で勉強会をする機会があり出席。

当時、山本さんの勉強会で影響を受けたのが「原理原則を考える」という言葉(つまり、「原理原則」+「考える」の2要素)。

例えば、

・売上とは何か?

・在庫とは何か?

・人生を幸せに生きるために、仕事をどう考えればいいか

・どのように考えて仕事をすれば結果が出せるか 等々

今のままでは何も結果を出せていないので

「まずは、山本さんが言っているようにやってみよう!」

と思い、いろいろなことについて原理原則を考えるようにしました。

例えば、上司との打ち合わせがある場合、事前に

・この打ち合わせの目的は何か

・その目的に対して、現状はどうなっているか

・どう進めれば、目的を達成できるか等々、

を考えて臨むようになりました。

そして、クライアントとの打ち合わせもすべて原理原則を考えることをやり続けることで、考える習慣がつき、次第に結果を出せるようになっていきました。

自分で物事を考える習慣が身についたことで、人生を幸せに生きるためにはどうすればいいかということを考え、結果として、サラリーマンを辞めて独立するに至り、今があります。

著名なコンサルタントの大前研一が人生を変えるための要素として、3つあると言っています。

  • 時間配分を変える
  • 住む場所を変える
  • 付き合う人を変える

「3.付き合う人を変える」

私は山本さんと出会い、そして付き合うことで、人生が変わっていきました。

人との出会い、そしてその人と付き合っていくことの重要性を実感しています。

日常生活を振り返ってみると、「家→職場→コンビニ→家→」のルーティンで動いている人が大半ではないでしょうか(私もです)。

そして、そのルーティンの中では、自分が尊敬できる人と出会える機会は少ないと思います。

では、尊敬できる人と、どのようにすれば出会えるかを考えると、

「自ら、人に会いにいくこと(勉強会、セミナー等々) を続ける」

ことが必要だと考えます。

私も独立してから大きな気づきを得たのは、いつも人との出会い(勉強会、セミナー等)でした。

あなたの周りには、あなたに良い影響を与える人がいますか。

もし、いないのであれば、人に会いに行くことをオススメします。

PS.私も誰かにとって、ほんの少しでも良い影響を与えられるような人になりたいと考えています。

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