【創業支援コラム】20200326 緊急時、どのように対処するか | 高槻・茨木創業サポートオフィス

【創業支援コラム】20200326 緊急時、どのように対処するか

From廣岡慎一

上新庄の自宅より

 

ようやく確定申告が終わりました。

 

コロナ・・・、身の回りのいろんなところに影響を与えています。

 

・確定申告の申告期限が2020/4/16に延長になりました。

 

・私の住んでいるマンションの1階にあるスギ薬局には開店1時間前に、マスクやトイレットペーパーを求める長蛇の列ができています。

 

・そして、我が家の小学3年生:柊真は3月に入ったとたんに春休みに突入しました。

 

そんな多大な影響を与えているコロナにより、売上減少等の影響を受けている会社 (または今後が不安に思っている会社)があると思います。

 

このコロナの影響がどれくらい続くか不透明ではありますが、売上減少等の影響を受けている会社が、今、何に取り組めばいいかを考えてみました。

 

1.資金調達の検討・打診

・事業継続する上で一番大事なのが資金繰りをまわすこと

・そのために、まずは金融機関からの資金調達を検討・打診してみてください

・今、国からコロナの影響を鑑みた資金繰り支援が発表されています(添付資料参照)。

・自分の会社が資金調達可能か、可能であればどのような制度が使えるのか、を普段取引がある金融機関(又は日本政策金融公庫)に相談してみてください。

※不明点等があれば当社にご相談ください。

 

※留意点

・今回の融資は通常の融資と同じで、必ず返済する必要があります。

・融資は金融機関等の審査があり、誰でも借りられるわけではないです。

・リスケをしている会社は新規融資が基本的に難しいですが、、、一度金融機関に相談してみてもいいと思います。

 

2.多額の費用がかかる不急の支出を先送りにする

・今すぐには必要のない支出で多額の費用が発生するもの(例:車の購入など)は先送りにするのがいいと考えます(心の余裕が生まれてからで遅くないです)。

 

3.(お金がかかる)新規売上UPのための取組は先送りにする

・新規売上を上げるための取組はお金と時間がかかります。

・そして、取り組んだ結果として売上が上がる確率は不透明なため、一旦は先送りするのがいいと考えます。

・そして普段以上に、既存顧客とのリレーション(関係性)を強化する取組をするのがいいと考えます(ニュースレター、メルマガ、営業など)

 

4.生産力を抑える

・売上が減少しているのであれば、部分的かつ一時的な休業(営業時間短縮、営業日数減少等)によって生産力を抑える(パート・アルバイトの出勤調整等)ことも検討していいと考えます。

・これに伴う助成金が発表されているので、HP等を見ていただき自分の会社が該当するか確認してみてください。

 

5.普段できなかったことに取り組む

・コロナの影響がいつまで続くか分からないですが、この影響がなくなった後、事業活動を今よりスムーズに行うために、仮に今、時間があるのであれば、普段やりたかったけど時間がなくて出来ていないことに取り組むのがいいと考えます。

 

 

 

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