【創業支援コラム】20250820 胃カメラリベンジ | 高槻・茨木創業サポートオフィス

【創業支援コラム】20250820 胃カメラリベンジ

とうとうリベンジの時がきました。

 

2024年、健康診断で初めて胃カメラ検査をしたのですが、初めてだったため、健康診断受付時に

 

「胃カメラは口からと鼻からのどちらがいいですか?」

 

と聞かれて、適当に「口からお願いします」と伝え、実際に口から胃カメラを入れると、過去最高級の不快感を1分ほど味わう結果に至りました。

 

しんどかったので、帰宅後に「胃カメラは口からと鼻からのどちらが楽か」と調べたところ、すべてのサイトで

 

「鼻からが楽な人が多い」

 

との結果。

→健康診断受付時に「いったん考えてからお返事させていただきます」と言えなかった自分にダメ出ししたい

 

2025年は胃カメラ検査は鼻からしようと決意して1年が過ぎ、とうとうリベンジの時期がきました。

 

健康診断の案内が来て電話予約するときに、

 

「胃カメラは口からと鼻からのどちらがいいですか?」

 

と聞かれたので、

 

気持ちを込めて「鼻からお願いします」とお伝えしました。

 

そして、健康診断当日。

鼻からの検査にしましたが、口からよりは楽なだけで、どれくらい不快かは分からなかったので、不安を抱えて病院へ。

 

一般的な検査はたんたんと終わり、

 

「次は胃カメラです」

 

と言われてドキドキしながら別室へ。

 

口からと手順は概ね同じで、鼻に麻酔入りジェルを入れてしばらく待ち、いざ鼻にカメラ突入。

 

鼻から入るときは不快感はなく、

 

「いい感じでいけるわ」

 

と思い、喉でカメラが立ち止まったとき、1年前の不快感が再来しましたが、数秒間だけだったため、以降は無事終了。

 

感覚的には鼻は口より5倍くらい楽でした。

→ニュースレターを読んで私にアドバイスを頂いた方に大変感謝申し上げます。おかげ様で無事リベンジを果たせました。

 

※あのカメラとカメラのケーブルが半分くらいの太さになればもっと楽になるかも

 

デメリットは検査が終わったあと、鼻から入れた麻酔入りジェルが鼻からダラダラと垂れてきて、鼻の下と上唇がしびれてくることくらいです。

→大したことはない

 

さて、物価上昇、人口減少、生成AIの台頭などにより、

 

「自分の事業が今のままのやり方でこの先、続けられるんだろうか?」

 

と不安を抱いている人がいるかもしれません(大半の人は思ったことがあると思います)。

 

そんな時は、改善確度が高くなる以下の手順・考え方を参考にしていただければと思います。

 

【第1STEP】

・まずは既存事業の、①商品・サービス②営業販促方法③顧客をより良くする方法はないかを再考する。

 

▼例示

・商品・サービスの生産性をより良くするする方法はないか(時間を短くする方法など)

・営業販促方法の効率性をより良くする方法はないか

・既存顧客にもっと購入してもらう方法はないか(購入頻度×購入点数×購入単価に因数分解して、それぞれで改善方法を考える)

 

【第2STEP】

・第1STEPを一定程度考えて実行したという方は、既存事業の①商品・サービス②営業販促方法③顧客のうち、どれか1つを現状と変えて取り組んでみることをおすすめします。

 

現状の3要素(①商品・サービス②営業販促方法③顧客)が一定程度上手くいっているのであれば、その3要素をすべて変えるよりも、1つを変える方が上手くいくか確率が高いと考えるためです(あと、どのような取り組みが成功したかを計測しやすいという意味もあります)。

 

▼例示

・商品・サービスと顧客は同じで、営業販促方法を変える場合、例えば、既存の営業活動が紹介中心であれば、ホームページやチラシの集客をテストする。もしくは既存の営業販促活動がホームページ集客がメインであれば、YouTube集客や紹介をテストする。

・営業販促方法と顧客は同じで商品・サービスを変える場合、例えば、当社が取り扱っていないもので、その顧客が他社から購入しているものは何かを調べて、当社でも販売できないか検討してみる。 

・商品・サービスと営業販促方法が同じで顧客を変える場合、業種を変える、属性を変える、エリアを変える等でテストする。

 

これらを考えるための一つの方法は同業他社の取り組みを調べてみることです。

 

・まずは上手くいっている同業他社を見つける。

・上手くいっている同業他社を見つけた後は、当社と何が違っているのか、どんな取り組みをしているのか調べる

※直接、経営者に話を聞けるのであればそれが一番いい方法です。

・当社と違った方法を見つけた後は、どうすれば当社で活用できるかを考えて、一つずつ取り入れてテストしてみる。

 

一番上手くいく確率が低い方法は、①商品・サービス②営業販促方法③顧客の3つすべてを変えるケースで、かつ、その3つの要素すべての経験が経営者にない場合です(ただし、極まれに上手くいくことがありますが、ビジネスの賞味期限が短いことが多いです)。

 

既存事業の将来に不安があるというのは、その既存事業について真剣に考えている証であると思います。

 

その不安が改善活動の源泉だと考えますので、不安と付き合いながら、一つずつ、地道に、素早く取り組んでいくことが大事だと考えます(私自身も頑張ります)。

 

 

 

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