【創業支援コラム】20220116 魚釣りと新規事業開発 | 高槻・茨木創業サポートオフィス

【創業支援コラム】20220116 魚釣りと新規事業開発

あけましておめでとうございます。

 

2021年の年末はコロナが落ち着いていたので、12月31日から1月3日までの間、子供達と釣りをしようと両親が住んでいる淡路島に帰省しました。

 

12月31日に淡路島に到着すると、めちゃくちゃ風が強い。

 

スマホで風速を調べると、、、

 

「風速15m/s」

 

「風速15m/s はどれくらい強い風なんだろう ?」と思い、 Google 先生に質問しました(以下、ネット情報を抜粋)。

 

 

→風速15m/sでの釣りは120%オススメしていないようです。。。

 

妻「風が強いから無理やで、釣りはやめておこう」

 

確かに風は強いですが、風が強いことにより釣りが困難な理由を考えてみました。

 

①強風に煽られて海に落ちること

 

→風が強くても、落下防止柵が立っているような所であれば海に落ちない

 

②風で仕掛けが投げられない

 

→風が真正面から吹かなければ仕掛けを投げられる

 

③風が強くて寒い

→風を通さないような服を着込んでいけばいい

 

1秒の熟慮の結果、妻の反対を押し切り、釣りにいくことにしました。

 

そして、どこに釣りに行こうかと考えたときに、

 

「地元のおっちゃん達はこの天候で釣りに来ることはないだろう」

 

と考え、良く釣れて整備されている釣り場だけれども、釣れるポイントが狭くて、普段は地元のおっちゃん達に牛耳られている場所を思いつきました。

 

そして、淡路島の西の端から東の端まで移動して現場に到着。

 

釣り場を見ると、予想通りほとんど釣り人はいませんでした。

→1人だけ強風に負けない強者がいた(釣りへの情熱に尊敬の念を覚えます)。

 

風は正面からではなく、横から吹いていたので何とか仕掛けを投げることができ、数回投げた後に35~40㎝のサバが釣れました。

 

その後、20㎝前後のイワシが大量に釣れて捌くのが大変なので1時間程度で釣行終了。

 

イワシは刺身、サバは天ぷらにして食べました(サバの天ぷらは最高です)。

 

翌日1月1日

 

「地元のおっちゃん達は元旦はお酒を飲んでのんびりして、釣りには来ないはず」

 

と思い、またしても同じ場所に行き、前日同様に釣り人はいませんでした。

 

この日は前日と打って変って、サバ・イワシが釣れず、仕掛けを変えると大型のアジが釣れました。

 

大量にアジを釣っているとき、ふと背後をみると、、、

 

地元のおっちゃん達が釣り場の偵察に来ていました。

→まるで戦場の斥候(≒偵察部隊)のように

 

「正月をだらだら過ごすのに飽きたんやろうな。明日以降、おっちゃん達が釣り場にくるかも?」

 

と不安を抱き釣行終了。

 

1月2日

 

前日の不安を覚えながら、

 

「とりあえず、同じ場所に行ってみよう」

 

と思い、現地到着した瞬間、、、

 

「満室」

 

であることが分かりました。釣り場に入れる隙間がゼロのため、

 

「釣りはあきらめて、実家近くの放し飼いにしている馬に人参をあげに行こう」

 

ということになりました。

→牧場に行かずに楽しめるアトラクション

→ポツンとした場所にある牧場ではなく、家が並んでいる中にあり、車が走る道路沿いにある(放し飼いなので、逃げたらどうなるんだろう?)

 

年末年始の魚釣りでの出来事は、新たな事業を考える場合と似ています。 

 

・魚がいる可能性がある釣り場を選ぶ(≒ニーズがある市場を選ぶ)

 

・かつ、競合が少ない(もしくは競合が弱い)釣り場を選ぶ

※釣り場(市場)が広ければ競合は関係しない

 

・魚にあった仕掛けを投入(ニーズにあった商品を広告宣伝する)

 

上記を考えて行動することで成果につながる可能性が高くなると考えます。

 

2022年も当事務所は新たな事業開発にチャレンジしていきます。

 

そして、その経験をあなたにフィードバックして微力ながらお役に立ちたいと考えています。

 

本年もよろしくお願い申し上げます。

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