【創業支援コラム】20240713 アヒージョと怪獣8号 | 高槻・茨木創業サポートオフィス

【創業支援コラム】20240713 アヒージョと怪獣8号

最近、Netflixで怪獣8号というアニメを見て、どうしても続きを知りたくなり漫画を大人買いしてしまいました

→ヒロアカと同じ感動あり

 

さて、コロナ禍から在宅勤務になり、大きく変化したのが廣岡家の家事です。

 

適材適所という考え方で妻との役割分担を再検討した結果、ほぼすべての家事を廣岡が担当することになりました。

→適所がなかった場合の必然の結果

 

家事のうち料理については、当初YouTubeを見てレシピ通りに作っていたのですが、だんだんレシピを覚えてきたので、大まかなレシピ確認後に料理を開始し、最後は自分の舌で調整するようになっていきました。

 

そんな中、妻が友人宅に遊びに行った時に食べたアヒージョ(インスタントのアヒージョの素を使用)がおいしかったので作って欲しいという要望を受けました。

→要望を伝える、という適所はある

 

個人的にまったく食べたいと思わないのですが、やむなくスーパーでアヒージョの素を買いに行き、オリーブオイルとアヒージョの素と具材を入れて、アヒージョの素の袋裏面にある手順通りに作ってみました。

 

そして、最後に味見をしてみると、

 

「なんか味が薄い・・・」

 

いつも味が薄いと感じた時は

 

・塩分

・味の素

 

を追加して調整していたので、同じように少しだけ入れてみました。

 

でも

 

「まだ味が薄い」

 

もしかして、、、

 

40代になってから、頻繁に肘や膝などを痛めていて(全治数か月)、原因は加齢だと考えているため、

 

「味覚も加齢により、バ〇になっているのかも?」

 

と考え、 ぴったりの味付けにはならなかったのですが、諦めて妻に未完成品を献上してみました。

 

すると、妻から

 

「しょっぱすぎる」

 

「こんなまずい料理初めてや」

 

「よくインスタントを使ってこんな味付けにできたな」

 

との罵詈雑言を頂戴しました。

→罵詈雑言を言う、という適所もある

→廣岡家のクレーマー怪獣8号

 

自分でも、具材を実食してみると確かにしょっぱい。。

 

「なんでだろう?」

 

味見をしていたオリーブオイルを舐めてみると、やっぱり味は薄い。

 

「もしかして、、、オリーブオイルに塩は溶けないってことかも?」

 

と気づき、念のためにネット検索すると、正解でした。

 

これまで、汁物を作るときは、汁の味見だけをしていたため、今回のアヒージョもオリーブオイルだけを味見していたことで今回の事件が発生しました。

 

汁物も具材の味見が必要と理解したので、次回から反省を生かしてやっていこうと思います。

 

 

さて、起業して一定量の売上が上がってくると社長の生産キャパが一杯になってきます。

 

もっと、売上を増やして規模を大きくしたいと考える社長は、このタイミングで人を雇用するのですが、なかなか思い通りにならないことが多いと思います。

 

・社長は自分ならこういう指示があればできると思って、従業員に仕事の指示を出すのですが全く思い通りにならない。

・「何回もやればできるようになるだろう」と考えて、同じ方法で何度も試してみても、思った通りに結果が出ない。

・そして、従業員は「この仕事は自分に合っていない」と思い退職する。

・社長は「採用した人が仕事に合わなかった」と考えて、新たに従業員を雇用するが同じことが起こる。。。

 

この繰り返しに悩んでいる社長は多いと思います。

 

この場合、まずは「何が思い通りになっていないのか」を分けて把握することで、改善の方向性が分かる可能性があります。

 

 例えば、QCDで分けて考えてみたとき、

 

・Q(クオリティ:品質)・・・従業員が作業した成果物の品質が思った通りの品質でなければ、誰がやっても一定レベルの品質が担保できるように、手順書を作成し、手順書通りに作ったものが漏れ・間違いがないかをチェックするためのチェックリストを作って運用することで品質が担保できる可能性があります。

 

・D(デリバリー:納期)・・・従業員に任せた仕事の納期が毎回納期ギリギリ、または遅れる場合には、納期までの間にチェック日を複数回入れて進捗を管理することで余裕をもった納期管理ができる可能性があります(Google カレンダーなどでチェック日を従業員と共有)

 

・C(コスト: 時間)・・・ 社長が考えている時間よりも従業員の作業時間が大幅に多い場合(≒従業員の作業が遅い場合)は、社長が作業毎の標準時間を作ること+従業員が作業実績時間を毎日記録することを実施。そして、標準時間と実績時間の差がなぜ発生しているかを社長が従業員と一緒に考えて改善していくことで作業時間が短くなる可能性があります。

 

上手くいかないことがあっても、上手くいかない要因を分けて考えて、その要因毎に対策を考えて実行することで少しずつ良くなっていくことがあるので参考にしてみてください。

 

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