【創業支援コラム】20211214 創意工夫のその先に | 高槻・茨木創業サポートオフィス

【創業支援コラム】20211214 創意工夫のその先に

もう、、、12月になりました。

 

今が何月という感覚が年々マヒしてきています。

→とはいっても8月と12月の違いは明確にわかるので、正確には春夏秋冬という感覚だけが残っている状況

 

さて、過去のニュースレターでお伝えしてきた妻の独立開業の話ですが、

 

おさらいすると、約20年間サラリーマンとして働いてきて、2021年3月に仕事を辞めました。

 

そして、ふとしたきっかけで2021年8月から個人事業として開業するために

 

・商品知識なし

・得意先なし

・お金なし

・ビジネス経験全くなし( 20年間サラリーマンとして接客+事務で働いてきた)

 

という状況の中、

 

・顧客ターゲットの明確化(どのような方の悩み・欲求を解決するか)

・ポジショニング(競合は誰で、顧客ターゲットの問題解決をするNo1の専門家として認識されるには、どのように競合と差別化するか)

・同時並行で商品知識の習得

 

をして、それが(完璧でなくても)出来た後は、

 

・セミナー開催のためのセミナーコンテンツ作成

・セミナー集客のための活動

 

をしていました。

 

そのため、妻は朝(大体5:30)から晩まで仕事漬けです。

 

そして2021年11月。

 

初セミナーで1件初受注しました。

→パチンコと同じで当たった感覚を持つとハマる可能性大

 

そんなこんなの毎日のため、

 

買い物と料理は妻が担当していたのですが、料理が私に回ってきました。

→残りは買い物だけですが、買い物を私に渡す=家計の財布を私に渡す=妻が自由に使えるお金が私に管理される、という等式が成り立つため、最後の砦として頑なに役割を死守しています(≒利権にしがみついている状態)。

→いつかは聖域なき構造改革を断行したい、、、

 

料理担当になって難題にぶつかりました。

 

まず、妻が買ってきたものを元に、平日に何を作るかを考えます。

 

そんな中、近所に住んでいる妻の母親が

 

「スーパーで安かったから」

 

という理由で、毎週、週2回、安くなっているものを買って持ってきます。

→新手の押し売り

 

結果として、必然的にモノが余ります(特に野菜。直近は大根が余った)。

 

「もったいないよな、何とかならないかな」

→妻の母親の行動を変えるのは困難であるため諦めている(人を変えるのは困難)

 

「モノが余って腐るまでに食べられない」

 

のであれば、

 

「食べられる期間を延ばす方法は何かないかな」

 

と考え、

 

「腐る=水分が元になって菌が増えることが原因だから水分をなくせばいい」

 

「じゃあ、水分を飛ばすために干そう」

 

と考えました。

→上新庄で大根を干している家は廣岡家のみかも

→近所の様子が分からないから、逆に全世帯が干している可能性もある

 

でも、干すヒモがない、、、

 

家の中を見渡すと素晴らしいものがありました。

 

「壊れたバドミントンのラケット」

 

「バドミントンのラケットに貼ってあるガットをほどいて使えばいいやん」

→SDGs(エスディージーズ)の最先端の取組み

 

そしてヒモを洗濯竿に縛り、洗濯物を干すように大根も干してみました。

これがうまくいけば、今度は余っている人参もやってみようと思っています。

 

事業をやっていると、目標を実現するためのリソース(経験、知識、人脈、お金などの資源)はいつも不足しています。

 

でも、今の自分ができることや持っているもの、身の回りにあるものを創意工夫して行動することは誰でもできると考えます。

 

その創意工夫の積み重ねが経験・知識となり、その経験・知識が結果として利益を生み出します。

 

そして、その積み重ねた経験・知識等により、次のチャレンジを考えることができます。

 

私自身、来年もたくさんの創意工夫をした一年にしていき、その情報をあなたにお伝えしていきたいと考えています。

 

 

 

少し早い時期ですが、本年も大変お世話になり有難うございました。

 

来年も引き続きよろしくお願いいたします。

 

PS.ネット情報では、大根を干す期間は20日間くらい必要とのこと。

 

大阪市内の排気ガスによる「スモーク大根」にならないことを願うばかりです。

 

 

高槻の税理士による創業支援コラムの最新記事