【創業支援コラム】20231125 9周年 | 高槻・茨木創業サポートオフィス

【創業支援コラム】20231125 9周年

あっという間に今年も残り2か月を切りました。

そして、2023年11月1日で当事務所は9周年を迎えました(あっという間に10年目に突入)。

9年間なんとかかんとか事業を続けてこられたのは、お客様、当社メンバー、当社に関与していただいている方々のおかげであり、感謝の気持ちでいっぱいです。いつもありがとうございます。

毎年、この時期のニュースレターは当事務所の開業時からの変遷をお伝えしております。

▽過去の内容

2022年・・・https://takatsuki-sogyo.com/3254

2021年・・・https://takatsuki-sogyo.com/2993

2020年・・・https://takatsuki-sogyo.com/2792

→毎度おなじみの?10円ハゲ事件などをお伝えしているので興味があれば上記URLを入力してご一読ください

今回は廣岡が「開業してから一番やって良かった取組み」をお伝えします。

結論としては「1つに集中させないこと」が「開業してから一番良かった取組み」です。

細かくいえば2つに分かれます。

1.集客経路を1つに集中させなかった

税理士事業の集客経路は開業時からHPとDMの2本柱で取り組んできました。

開業当初はHPからの集客が好調でDMは収支トントンという感じでしたが、コロナ前の2019年頃からfreee、マネーフォワードなどが積極的にネット広告を実施してきたため、HPからの集客が激減。

→現状は受注数が一番良かった年度と比べると80%減少。。。

→このままでいけば、竿竹屋(さおやー、さーおだけー←分かる人しか分からないけど)のように消滅見込

これだけHPからの集客が落ちても、もう一つの集客の柱のDMがあったため、新規集客はゼロにならず、逆にDMはfreeeやMFと競合していないため、DMを改善することにより、2020年頃から受注数が増加して、現状はかつての2倍に増加。

これにより、少しづつですが、なんとか今も税理士事業の成長ができています。

でも、今はDM一本足になっているので、もう一本の足を作ろうとテストを繰り返しているところです。

→数年間うまくいっていないですが、、、あきらめずにやり続けていきます!

2.事業を1つに集中させなかった

開業時から、①税理士事業と②コンサル事業(開業する前のサラリーマン時代と同じ内容)の2つの事業を同時にスタートしました。

コンサル事業も集客経路を1つに集中させず、①公的機関②金融機関③HPと複数の集客経路があったため、いろいろなところからお声がけいただき、すぐに売上・利益を確保することができたのですが、、、

2020年コロナ禍になると、すべての集客経路からの問い合わせがゼロになりました。。。

→エレベーターガールのように消滅(消滅していなければすみません。。。)

でも、コンサル事業の新規集客はゼロになったけれども、その分の時間が空いたため、上記の税理士事業のDM改善や商品改善に取り組むことにより、コンサル事業で減少した売上・利益を、税理士事業で増加させることが出来ました。

→ガラケーがなくなり、代わりにスマホが普及した感じ?

→週刊少年ジャンプで言えば、こち亀がなくなり、ヒロアカ(僕のヒーローアカデミア)や呪術廻戦が人気になった感じ?

上記をまとめると、「事業を継続させるために(≒安定的に利益を出すために)、何か1つに集中させないことでリスクヘッジをしている」ということになります。

この内容を読んでいただいて「自分の場合どうしたらいい?」と思った方に1案をお伝えさせて頂きます。

1.得意先数が少数であれば、得意先数を25社にする(可能な限り売上も25等分に近づける)

いきなり、集客経路や事業を複数にすることは難易度が高いです(仮に、取り組むことができても成功確率が高くない)。

事業のリスクヘッジをするために、一番取り組みやすいことは得意先数を増やすことだと考えます。

そうすれば、得意先が数社減っても大きく事業が棄損することをさけることが出来ると考えます。

※参考:なぜ、得意先数が25社なのかと言えば、株式投資で使われるポートフォリオ理論で、1つの投資先への投資額は資産全体の4%以内にする、ことを参照しています。

2.次に集客経路を複数にする

集客経路が1つであれば複数にすることでリスクヘッジが可能となります。

例えば、

・紹介がメインの集客経路であり、紹介者が1人であれば複数人にする。

・紹介のみの集客経路であれば、SNSを新たな集客経路にする 等

3.最後に、上記1,2が出来れば既存事業の他に新規事業を作る

・新規事業を作るのは難易度が高いです。

・あなたが既存事業をやりながら、新規事業(商品開発、営業、販促など)を作っていくとなると、あなたの労働時間も超絶ブラック化確定です。。

・仮に新規事業を作れたとしても更に黒字化するための難易度も高い。。。

・でも、新規事業を作れて、かつ黒字化できれば、最高のリスクヘッジ状態が作れます。

以上が「開業してから一番やって良かった取組み」  ですが、「金融機関から融資を受けてお金に余裕を持つこと」も事業のリスクヘッジ機能(既存事業がダメになったときに、当面のお金があれば事業の立て直し時間が持てるため)があるのでオススメです

→無駄遣いしないことに自信がある人限定です

そんなこんなで、当事務所はこれからも少しでもあなたのお役に立っていきたいと考えておりますので、引き続き宜しくお願い申し上げます。

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