【創業支援コラム】20220214 カーテンとジャムの法則 | 高槻・茨木創業サポートオフィス

【創業支援コラム】20220214 カーテンとジャムの法則

 

年末年始に掃除をしていたとき、カーテンを見てふと思いました。

 

「カーテンの元の色は何色だったんだろうか」

 

いつ購入したかを思い出せない(10年以上は経過)ため、

 

・アイボリーが黄ばんだのか

・ホワイトが黄ばんだのか

 

がわからない。

→どのみち黄ばんでいるけど

 

良い機会だから、カーテンを買い換えようと妻に提案しました。

 

妻「あんたは変なもの買うから私が買うわ」

→変なものとは何?ダイエット器具全般の方が変なものに見えるけど。。

 

でも、、、2週間経過しても音沙汰なし。

 

私「カーテン買ったん?」

 

妻「買ってない」

 

詳しく聞くと、

 

・すぐに、外から見えないカーテンでネット検索

・あとはサイズと色で決めようと考えていた

・でも検索すると断熱効果、保温・保冷効果、紫外線カットなどの機能があることが判明

・それらの機能がどのような基準で、どうなっていれば良いのかが分からず、時間がある時に調べようと考えた

・結局、調べようと思ったことを忘れていた

 

とのこと。

 

これは、心理学でいう「ジャムの法則」(→選択肢が多すぎて選べない)が発動されています。

 

選択肢が多いと、全てを検討できないので、その検討できない中に「もっといいものがあるかもしれない」と思って、意思決定できなくなるというもの。

 

この解決策は目的を明確にして選択肢を絞ることです。

 

今回のカーテンで考えると、

 

私「断熱効果、保温・保冷効果、紫外線カットはあればいいかもしれないけど、特に必要ないから、外から見えにくい機能があって色はホワイトを買おう。あとはサイズだけピッタリのものにしよう」

 

この後、妻はすぐに購入に至りました。

 

この「選択肢が多くて選べない(≒意思決定できない)問題」は、普段の日常生活やビジネスでもよく起こっています。

 

目的を明確化して選択肢を絞ることで意思決定のスピードが速くなるので参考にしてみてください。

 

PS 子供の頃、実家では石油ストーブや石油ファンヒーターが主な冬の暖房機器でした。

 

大人になって実家を離れてからはエアコンの暖房がメイン。

 

そして、今、自分の部屋にはエアコンがない状況。

 

友人の勧めで、エアコンなしで部屋を暖かくするために「石油ファンヒーター」を買おうと考えて妻に相談。

 

妻「灯油の臭いがイヤ。服を着込んで我慢したらいいやん」

→立場が逆になったら、服を着込むなんてしないやん・・・

→そもそも灯油の臭いなんて、最低でも結婚した後の10数年間は家で臭ったことないやん

 

ということで大反対されました。

 

いつも通り、妻の反対を無視して、石油ファンヒーターを購入し、自分の部屋で使ってみたところ、、

→無視するなら聞かなければいいのに

 

控えめに言って”最高”でした。

 

そして、私の暖かい仕事環境を見た妻は、3日後に同じものをもう一台購入してきました。

→何でも経験して理解してから意見してほしい

 

 

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