【創業支援コラム】20250520 再チャレンジ | 高槻・茨木創業サポートオフィス

【創業支援コラム】20250520 再チャレンジ

子どもの頃、駅まで徒歩50分、バスで15分の奈良県のとある地域で育ちました。

 

家の前には畑があり、そこで側転や前転などのマット運動?をしたり、果物は畑で取ってきて食べていた記憶があります。

 

そんな環境で育ったこともあり、78年前に家庭菜園をやってみようと思い立ち、自宅から車で30分くらいの場所にあるレンタル農園を借りてやってみました。

 

でも、、幼稚園児の子どもはすぐに飽きて一緒に農園に来てくれなくなり、私1人では頻繁に出かけられないため、数か月で頓挫。

 

そんな過去もありましたが、ふと、もう1回チャレンジしてみようと思いたち、前の反省を生かして、農園に行くのではなく、家の玄関の前でやってみようと考えました。

 

そして、早速、ホームセンターに行ってプランター、土、トマトの苗を買ってきてスタート。

→日光に当てる必要がありますが、玄関前なので日が当たらない時間が多い(やむなし)

 

スタートしてほどなく、近所の家庭菜園歴50年くらい?の年配の方から玄関前にプランターがあることにより声をかけられ、いろんなアドバイスをいただく機会を得ました。

 

その中で、「買った土の袋に穴を開けて苗をそのまま入れたらいい」と教えていただいたので、試しにイチゴの苗を購入して「袋のまま栽培」もスタート。

 

今後、どうなるか楽しみです。

 

 

さて、コロナ禍が明けても物価高、人手不足による人件費高騰等により、なかなか業績が良くならない事業者もいると思います。

 

これまで業績が悪い場合、金融機関に借入金のリスケジュール(元金返済を少なくする)をしてもらい、そのリスケジュール期間の中で、業績改善に取り組み、仮に業績改善ができなかった場合は法人を廃業し、代表者個人も法人の借入金の個人保証に入っているため、破産するというパターンが多かったです。

 

代表者個人は破産しても、日常生活はほとんど変わらない(クレカが使えない程度)のですが、信用情報機関に破産した事実が記録されるため、次の事業を始めようとしても支障がでることがあります(お金を借りられない、リースを組めない等)

 

そんな状況を変えようと、法人は破産しても、代表者個人は破産せずに、場合によっては自宅もできる限り残るようにして、次の再チャレンジがしやすいようにしていこうという制度が、この12年で少しずつ広まってきました。

 

▼1.再チャレンジ制度概要

https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/saisei/03.html

 

▼2.再チャレンジ制度の事例集

https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/saisei/download/03/jirei.pdf

 

▼3.相談窓口

大阪府中小企業活性化協議会のホームページからメール申し込み

https://kasseika.osaka-cci.go.jp/

 

全員が対象とはならないですが、もし個人保証がついている借入金があり、色々と事業改善に取り組んでもうまくいかず、廃業も検討している方については一度検討してもいいと考えます。

 

今は廃業などを考えていない法人についても、個人保証がついている借入金があれば、まずは安定的に黒字経営ができる状態にして、個人保証がない借入金に借り換えるように取り組んでいくのが良いです(そうすれば廃業時の個人保証の問題は起こらないため)

 

また、上記と同様の理由で、個人事業者で金融機関からの借入金がある場合については、(税負担が重たくなる可能性はありますが)法人化した方がいいと考えます。

 

色々とお伝えしましたが、まずは当事務所にご相談いただければ幸いです。

 

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