【創業支援コラム】20250711 いちごモニタリング | 高槻・茨木創業サポートオフィス

【創業支援コラム】20250711 いちごモニタリング

25/4月に苗を買ってきて、玄関の前で栽培を始めたトマトとイチゴ(土の袋に苗を植えた)の続報です。

→誰も興味ない

 

毎日、水をあげていると花が咲き、そして実がなりました。その成長過程を見続けるのはすごく楽しいです。

 

ある日のこと、赤くなったイチゴの実にナメクジとアリが出現。

→ドラクエで言えば、オオナメクジとグンタイアリ

 

青い実のときは出現しなかったので、すごい嗅覚を持っています。

 

まずは地面に直接土の袋を置いていたので、 簡単に実のところまで登って来れないように、100均で鉢を買ってきて、鉢の上に土の袋を置いて地面から離してみました。

→そんなことするくらいなら、鉢に土を入れればいいのに

→どうしても袋のまま栽培をやり遂げたかった

 

さらに、仮にナメクジが鉢の上に上がってきた時のために、「ナメクジがいなくなるつぶつぶナメクジ駆除剤(天然成分)」なるものをアマゾンで購入して蒔いてみました。

 

その結果、アリはたまにいるけれども、ナメクジを見かけることがなくなりました。

→駆除剤≒メラミ程度(ドラクエ参照)の効果あり

 

そんなこんなで、食べれそうなイチゴができたので食べてみました。

 

「酸味はあるけど甘さが足りない・・・」

 

スーパーで売っているイチゴとの甘味の差を実感。

 

今回の苗では手遅れですが、次回に向けてイチゴを美味しくするための方法を調べてみました。

 

①花がたくさんできても元気な花を3~5コだけをを残す

・今は7,8コの花が咲いていて、たくさん実ができると喜んでいた。。

 

②酸性土壌を避ける(アルカリ性土壌がいい)

・今の土壌がどうなっているか分かりませんが、野菜を育てる専用土なので大丈夫と思われます。

 

③適切な水やり

・これはOK

 

④1日6時間以上の日当たり

・玄関前のため、できてないと思われます。

・時間の経過とともに日が当たる場所に苗をこまめに移動するor電気スタンドを持ってきて光を当てる?一番の課題です。

 

以上の4つがイチゴの実を甘くする方法として調べた内容ですが、今のままでも良い方法を思いつきました。

 

現状、酸味があって甘味が足りないのであれば、

 

「シロップ・砂糖・ハチミツをかけて食べればいい」

 

酸味があり甘味がない実をたくさん収穫して、上記の甘味を足せばたくさん美味しく食べれます。

 

今のまま、手間をかけずにやってみようと思いなおしました。

 

さて、経営者保証なしの融資が広がりつつあります。

 

経営者保証とは法人が借りた借入金を経営者個人が保証することで、 仮に、会社が破産すれば経営者個人が法人の借入金を負担することとなり、その多くは法人と同時に個人も破産して財産がなくなることが多いです(個人財産<法人借入金の場合)。

では、借入金に経営者保証があることによってどんなデメリットがあるかと言うと、

 

1.起業を躊躇する

・サラリーマンとして働いていて、金融機関から借入をして起業しようと考えている人は①生活費をまかなえる給料が稼げるか②金融機関から借りた借入金を返済できなかったとき個人資産もすべてなくなること等を不安に思って起業に躊躇する

 

2.既存事業で一定程度の個人資産を作った人については、新しい事業を経営者保証がある借入金を借りてやろうと思わなくなる。

・新しい事業がうまくいかなければ、今までの個人資産がなくなる可能性があるため。

 

3.後継者候補が法人を継ぎたいと思わなくなる

・事業が上手くいかなければ自分も破産することになると考えると、事業を継ぐことが怖いと感じる人も多い。

 

そんな弊害が多かった経営者保証ですが、

 

2023年4月から「経営者保証改革プログラム」がスタートし、各金融機関によって濃淡はありますが、平均すると民間金融機関の新規融資の半分くらいは経営者保証なしとなっています(金融庁が定期的に公表)

https://www.fsa.go.jp/policy/hoshou_jirei/jisseki_kobetsu.html

 

★日本政策金融公庫は新規融資に占める経営者保証なしの件数割合は約70%

https://www.jfc.go.jp/n/company/national/guarantor.html

 

 

さらに、2024年3月15日から保証協会付融資で、通常の保証料に少しだけ上乗せすれば経営者保証が不要になるという制度が始まっています。

https://www.meti.go.jp/press/2023/01/20240123002/20240123002-1.pdf

 

ただし、希望者全員がこの制度を使えるという訳ではなく条件があります。

 

① 過去2年間において貸借対照表、損益計算書等その他財産、損益又は資金繰りの状況を示す書類を当該金融機関の求めに応じて提出していること

 

② 直近の決算書において代表者への貸付金等がなく、かつ、代表者への役員報酬、賞与、配当等が社会通念上相当と認められる額を超えていないこと

 

③ 直近の決算において債務超過ではない(純資産の額がゼロ以上である)こと又は直近2期の決算において 減価償却前経常利益が連続して赤字ではないこと

 

④ 上記①及び②については継続的に充足することを誓約する書面を提出していること。

 

⑤ 中小企業者が保証人の保証を提供しないことを希望していること

 

では、経営者保証がない借入を希望する場合、あなたはどうすればいいかということをお伝えします。

 

1.創業後5年超の法人で上記条件に合う場合

・既存の取引金融機関に経営者保証がない融資を受けたいとお願いしてみてください。

 

2.創業後5年未満の法人

・上記制度よりも条件が緩く、経営者保証がない「スタートアップ創出促進保証制度」を使って借入をするのがいいと考えますので、既存の取引金融機関に相談してみてください。

https://www.chusho.meti.go.jp/kinyu/2023/230220startup.html

 

 

3.個人事業主の場合

・個人事業主は経営者保証という考え方がない(全て個人事業主が借入金返済義務を負う)です。

 

・個人事業主で新たに金融機関から借入をして事業を拡大したい等の考えがあり、経営者保証なしを希望するのであれば法人化することをオススメします。

 

・経営者保証以外で法人化するメリットは、仮に法人の事業が悪化して税金等を滞納したとしても、破産すれば代表者個人は法人が滞納した税金を負担する義務がないです。

 

・一方、個人事業主が税金を滞納して破産しても税金の支払は免除されないです。

 

・法人化するデメリットは、利益が少ない場合は法人の方が税金が高くなることがあることです。

 

 

4.経営者保証がない借入を希望する場合で上記条件に合わない法人

・一度、既存の取引金融機関に経営者保証がない借入ができないか相談して、何がクリアできれば条件を満たすかを確認して頂くのがいいと考えます。

 

 

 

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